仙台北辰合気会～道場理念

合気道は、一撃よく死命を制するものなるをもって、稽古に際しては指導者の教示を守り、徒に力を競うべからず。
合気道は、一を以って万にあたるの道なれば、常に前方のみならず四方八方に対する心掛けを以って練習するを要す。
練習は常に愉快に実施するを要す。
指導者の教導は、わずかにその一端を教えるに過ぎず、これが活用の妙は、自己の不断の練習により初めて体得しうるものとす。
日々の練習に際しては、先ず体の変化より始め，逐次強度を高め身体に無理を生ぜしめざるを要す。然る時は、いかなる老人といえども身体に故障を生じることなく愉快に練習を続け、鍛錬の目的を達することを得べし。
合気道は、心身を鍛錬し至誠の人をつくるを目的とし、又技は悉く秘伝なるを以って、徒に他人に公開しあるいは市井無頼の徒の悪用を避くべし。